海外でアルバイト程度とはいえ働く場合は、日本と同じようにお給料をもらい、各種税金を払う必要があります。
今日はわたしの給与明細を見ながら解説していきますね!
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Earning and Houres(お給料と勤務時間)
①Hourly(時給の賃金)
Hours=勤務時間、Rate=時給、Current=今回支給額、YTD Amount=年度合計支給額
49.15時間 × 時給11ドル = 541.75ドル (年度合計支給額=4193.75ドル)
②Overtime、③Stat
Statutory Holiday「スタットホリデー」とは法で決められた休日、つまり祝日のことです。カナダでは祝日に出勤した場合は、通常の時給+1.5倍Statutory Holiday「スタットホリデーペイ」が加算されます。
6時間×通常時給11ドル×1.5ホリデーペイ=99ドル
6.16時間×通常時給11ドル=68.93ドル
この制度すごくないですか?ちなみに以前暮らしていたオーストラリアも労働者を守るためにこのように、土日・祝日はお給料が1.5から多いとこでは3倍になるところもありました!日本も見習って欲しい….
Taxes(各種税金)
各種税金・年金です。雇用形態・給与携帯によって徴収額は個人差があります。
①CPP 「Canada Presion Plan」(厚生年金)
日本でいう厚生年金です。28.47ドル(給料の約4%)
②EL「Enployment Insurance」(雇用保険)
日本でいう雇用保険です。11.57ドル(給料の1.6%)
③Federal Income Tax(所得税)
日本でいう雇用保険です。26.57ドル。(給料の3.7%)
Sick Hours and Vacation Pay(病気休暇・有給休暇)
Vacation Pay(有給休暇)
日本でいる有給休暇です。
28.39ドル (年度合計支給額=158.15ドル)
雇用先によって支払い時期などばらつきがるのですが、(以前の職場では毎回のお給料にと一緒にいただいていました)消化しなければ、仕事をやめる時に溜まった総額が返ってきます。
まとめ
カナダではたとえパートタイムのアルバイト程度の仕事だとしても、日本同様、各種税金の納税義務・年金の積立が発生します。ワーキングホリデーなどで1年程度の滞在であれば、年度明けに確定申告をすれば、該当する金額が政府から返金されます。
タックスリターンの詳細は3回に分けて書いた過去記事をどうぞ。
また、日本同様、カナダでは雇用に関する法制度も整備されています。
個人的には、祝日にStatutory Holiday「スタットホリデーペイ」で給料が通常給与に加えて、給与が1.5倍になる制度は、日本では馴染みが全くなかったので、海外にきてびっくりしたことの一つ!”休日は基本的にはみんな休むけれどやむおえない労働のはお給料に反映する”労働者を守る制度です。
お給料が上がるのでわたしは喜んで祝日に働きたいと行ったら、カナディアンの同僚はお給料が上がろうと何だろうと、祝日は休みたい!友人や家族と過ごした!という回答が大半でした(笑)さすがカナダ!
日本で会社におんぶに抱っこで確定申告なんて一度も経験していなかったわたしはの人生初確定申告デビューは海外でした。
旅ではなく住むとなると、短期間ですがその国の住民となります。間のかかる手続き、しかも語学の壁つきwになんどもぶち当たりますが、サバイバル能力が鍛えられるので、日本でルーティーン生活に飽きた…と思った若者はぜひ海外へのどうぞ。
MAKI
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カナダのカフェでバリスタ(コーヒーを作る人)しているマッキー(@maki_nico88)です!